答案構成「H27意匠法Ⅱ(1)」

2015年07月26日 23:34

 久しぶりに、組物の意匠が出ました。

 シンプルな問題ですが奥が深い問題です。答案構成力(出題者は何を書いて欲しいのかを読む力)で勝負が決まる問題と言えるでしょう。

 設問(1)は拒絶理由通知に対する措置についての「典型問題」です。真面目に答練を受けていれば容易に解答できたことでしょう。

 8条違反の拒絶理由通知に対する「適切な対応」により拒絶理由を解消し設定登録を受けていることから、①拒絶理由通知の妥当性→②採り得る措置の検討→③結論(適切な対応)と流すと漏れの無い記載ができます。

 ①「拒絶理由通知の妥当性」は、8条の3要件を定立し、設問の条件から「妥当」と導きます。②「採り得る措置」は、”意・補・分・変”を検討しますが、変更は題意より除外します。③「結論」は、上記②の中から選択したであろう「対応」を述べて、まとめとします。

 結論として「適切な対応とは○○であると考えられる。」でまとめると良いと思います。その結論に至るまでの記載で、設問の「理由と共に」に応えることができていると考えましょう。

 記載ボリュームを稼ぐ答案構成(項目立て)としては、以下が良いのではないでしょうか。
 

設問(1)について、
1.拒絶理由通知の妥当性
(1)要件定立
(2)当て嵌め
(3)結論(妥当か否か)
2.採り得る措置の検討
(1)意見書
(2)補正(&要旨変更)
(3)分割
3.まとめ
 以上より、適切な対応とは○○であると考えられる。



 勿論、時間が無い場合は、上記のような「しっかり書く」ことはできません。「直接当て嵌め」や「拒絶理由通知の妥当性と意見書をまとめて記載する」等、各自で工夫してみましょうね!

情報ソース
https://www.jpo.go.jp/torikumi/benrishi/benrishi2/pdf/h27benrisi_ronten/shiken_isyou.pdf

勉強会情報
https://www.mesemi.com/news/cafe%E5%8B%89-%E9%96%8B%E5%82%AC%E4%B8%AD%EF%BC%81/