判例には「射程」というものがあります。したがって、判例ベースの問題は、当該事件の事実に合わせた設問が作られます。そのため、判例を勉強していたら、設問を読んだだけで、「これは○○事件を訊いている」ことがすぐに分かり、答案構成が非常に楽になります。時間をかけた勉強が敬遠されがちな「判例」ですが、出題確率が高く、しかも出題されれば高得点が期待できますので、時間をかけてしっかり勉強し、「自分のモノ(得意分野)」にしておくことをお勧めします。
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