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2015年01月07日 19:39H26改定特実法審査基準
2015年01月04日 21:31
特許・実用新案法の審査基準の改定が進んでいます。異議申立て等H26法改正とは直接関係しない改定としては「生物関連発明」や「存続期間の延長制度」があります。
これらは共に、特定の技術分野向けの審査基準ですので、出題の可能性はそれほど高くはないと思いますが、「存続期間の延長制度」は、H15年に過去問として出題されていますので、要注意です。
弁理士の論文対策としては、存続期間の延長制度の趣旨、関連条文として67条の2から68条の2までを復習しておきましょう。また、判例としては「処分が複数回にわたる場合の論点」に対する最高裁判決と大合議判決が出ていますので、判例のキーフレーズの再現力を高めて
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2015年01月04日 10:04「加護」に続き「安室」もか?
2015年01月01日 19:04
加護亜依につづき、安室奈美恵も、商標権問題が生じているようです。
「加護亜依」商標については、こちらを参照ください。
https://www.mesemi.com/news/%E3%80%8C%E7%9F%A2%E5%8F%A3%E7%9C%9F%E9%87%8C%E3%80%8D%E5%95%86%E6%A8%99%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%AE%EF%BC%9F%2810-26%29/
まず、「安室奈美恵」商標も本名のようですので、権利化されたとしても権利行使の制限を受けます(26条)。
(商標権の効力が及ばない範囲)
第二十六条...
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2015年01月01日 07:14継続的使用権って何?(H26改正)
2014年12月29日 19:38
「改正附則は試験に出ない」とされていますが、侵害系の問題の「抗弁」として登場する可能性がありますので、ポイントを絞って、勉強しておくことをお勧めします。
附則5条3項および5項に「継続的使用権」が規定されています。一見すると、地域団体商標(7条の2)の使用権(32条の2)に規定振りが似ています。保護対象の追加に際しては、既に使用されている商標に化体した業務上の信用を保護するため、一定条件下、継続使用できる権利を認めるという商標法の制度趣旨に沿ったものと考えられます。
<附則5条3項>
3 この法律の施行前から日本国内において不正競争の目的でなく他人の登録商標(この法律の施行後の商標登録
独占通って何?(H23改正見送り)
2014年12月26日 20:36
H23改正では見送られましたが、引き続き、独占的ライセンス制度に関する見直しが検討されています。
独占的ライセンスの一つとして「独占的通常実施権」なるものがあります。法上は通常実施権に過ぎませんが、ライセンシー以外に対しては実施許諾しないとするライセンス契約で、実務上、独占的通常実施権を許諾することも少なくありません。
また、専用実施権の設定の登録前も「(完全)独占的通常実施権」が許諾されている状態と言えます。
さて、独占的通常実施権で問題となるのは以下の4点です。
1.差止請求の可否
2.損害賠償請求の可否
3.過失の推定(特103条)の適用
4.いわゆる当然対抗制度(特99
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